結婚指輪につく傷について考える

形あるものいずれかは…

形あるものを長い間使い続ければ、どこかに傷みは出てきます。国宝級の扱いをしていたとしても、時間による痛みだけはどうしても避けられません。所謂「経年劣化」というものです。
経年劣化に関しては、結婚指輪も例外ではありません。プラチナの結婚指輪は、ものすごく大切に扱ってきたと思います。それこそ、自分の第二の心臓として扱ってきた人もいらっしゃるでしょう。でも結婚指輪も「形あるもの」に、変わりはありません。長く使い続けていても、所々に傷みや傷は出来てしまいます。

結婚指輪に傷がつく理由は?

プラチナの結婚指輪が傷む理由を挙げると、キリがありません。我が耳を疑うようなまさかの理由でも、結婚指輪に傷がついてしまう要因になるのです。
例えば指輪をした状態で、重い荷物を運ぶ時。重い荷物を運ぶ際、指そのものに負担がかかります。負担は指輪にも伝わり、傷みを発生させてしまいます。他にも、結婚指輪をはめた指に固いものがぶつかった時や、スポーツも傷みの原因に。結婚指輪は想像以上に、繊細なのです。

結婚指輪はケースに入れたままにした方が良いのか?

結婚指輪に傷をつけず傷まないようにするには、ケースに入れたままにする手もあるでしょう。1つの手段ではありますが、お勧めはできません。理由は「湿気」によるもの。
一般的にプラチナは、錆びにくい素材と言われています。しかし錆びにくいというのは、純度100%のプラチナであるのが大前提。結婚指輪に使われているプラチナには、割金が使われています。結婚指輪を使わずケースにいれたままにすると、湿気が指輪にたまります。指輪に使われている割金と湿気が反応すると、錆びてしまうのです。錆びを発生するには、適宜に結婚指輪をケースから取り出して使うのがベストなのです。

定期的にメンテナンスを

結婚指輪を無傷な状態で使い続けるのは、不可能に近い事。でも指輪についてしまった傷を取り除くことは、できます。あまりにも深い傷だと厳しくなりますが、浅めの傷なら問題ございません。
傷を取り除く方法は、購入した店に結婚指輪をクリーニングするだけ。深い傷がついている場合は「磨き直し」で、9.9割は完治するでしょう。